【犬のフンの回収方法 おすすめはコレ】 愛犬と楽しめるヒシャクタイプのフンキャッチャー 第1話

【犬のフンの回収方法 おすすめはコレ】 愛犬と楽しめるヒシャクタイプのフンキャッチャー 第1話

フンの回収方法 フンキャッチャーの種類と特徴 おすすめは?

結論:散歩中の犬のフンの回収方法のおすすめは、使って楽しくなるヒシャクタイプです。しかし、袋のつけ方を変えない限り使いにくい欠点があります。

 

第1話の目次

散歩中のフンの回収方法は5種類

多くのヒシャクタイプが消えていった。

ヒシャクタイプの商品は大きな違いが二つあります。

従来のヒシャクタイプは、消費者の不満が多い。

ヒシャクタイプは楽しい。でも、お手軽が大事

シッポがふさふさだと、枠は大きい方が良い

袋のつけ方にとらわれると、枠を大きくできない。 

新しい袋の取り付け方法で、解決!

 

フンの回収方法は様々なものがあり、フンキャッチャーもその一つです。しかしフンキャッチャーは様々なものがあり、わかりにくい道具です。

ご紹介するのは新しい袋のつけ方とふんとり棒”らふーん”を作った國信商店(くにのぶ しょうてん)の店主です。

 

◆散歩中のフンの回収方法は5種類

 フンを拾う写真

1.自分の手 (見方によっては、フンキャッチャーぽい?)

ある意味王道のフンキャッチャーが自分の手です。ポリ袋に手を入れて地面に落ちたフンを拾います。非常にお手軽なので多くの人が行っている方法です。

しかし、柔らかいフンは拾えないので、ワンコがお腹を壊すと言葉にならないぐらい焦ります。また、地面にフンが落ちるので、人が集まる公園や子供の遊び場では批判的な目にさらされることもあります。

また、袋ごしですがフンの感触が伝わるので、ティッシュなどを置いてからとる人もいます。お手軽なのが魅力ですが、哀愁がただよう寂しさ満天です。

 

2.スコップタイプ (見方によっては、フンキャッチャー?)

昔?は散歩中に小型スコップで穴を掘って埋めたり、すくって川や田んぼに投げ飛ばしたりする人もごくたまにいました。現在では環境保全の点からアウトです。

 ペット用の スコップは表面に穴が開いているもので、主に猫砂のトイレからフンを分離するのに使用します。犬は通常はトイレシートを利用し、砂を利用しないのでスコップは使えません。犬は砂をかけるので大変なことになると思います。

 

3.マジックハンドタイプ (フンキャッチャー)

マジックハンドの先にフンをつかむためのバケット(容器)がついたものです。地面に落ちたフンを拾うものです。固めのフンに向いています。手で拾う行為とほぼ同じですが、手ほど器用ではありません。

フンの固さによっては全量回収が難しく液状に近いフンには利用できません。フンを拾う感をバリバリ発生させながらフン感なく拾えることがメリットです。カラフルなプラスチック製が主で楽しい雰囲気を味わえます。

 

4.ペットシーツタイプ (見方によっては、フンキャッチャー?)

家のトイレに敷くペットシーツを地面に敷く方法です。お腹が緩くても、オシッコでもなんでも対応できます。

特に犬が慣れてシーツの上に自分から乗ってくるようになれば最強です。逆に逃げられれば最悪で飼い主は瞬時に敷きなおす必要があります。

欠点はしゃがんで設置する必要があることと、大きなシーツだと少しかさ(容積)をとる点です。しかし、欠点を蹴散らす骨太の力があります。

 

ふんとり棒らふーんでフンを受ける

5.ヒシャクタイプ (フンキャッチャー)

   落ちてくるフンを直接ヒシャクでキャッチします。ヒシャクが汚れないようにヒシャク部分に袋をセットしフンをキャッチします。ほとんどの場合はヒシャクの代わりに円形の枠に袋を固定します。

犬が排泄したものを直接受けるので、液状のフンにも利用できます。また、フンが土で汚れることもないのでトイレに流しやすくなります。

地域をフンで汚さないという姿勢もアピールできます。デメリットは排泄の兆候がない犬や速攻で排泄する犬には利用できません。

川魚用の網や取っ手付きのザルで自作する人もいます。私も自作しました。

下の写真は、100円ショップで購入した最も簡単なもので、自作すら必要のない、ざるの上にポリ袋を広げて置くだけです。ヒシャクタイプのフンキャッチャーと言えばそうだろうと言えるものです。でも、やってはいけないような・・・なんか違いますよね?

 

  

多くのヒシャクタイプが消えていった。

これまでに販売された様々なフンキャッチャーを集めたページがネットで公開されています。様々に工夫されたフンキャッチャーを知るには大変ありがたい情報です。

「犬のふん取り法:ふん受け方法の普及をお手伝いするボランティアグループ」という名のページです。 自分に合ったものがあるか是非ご覧ください。

   ネット上では市販されているヒシャクタイプはあまり多くないように思えますが、このページを見ると結構な数です。しかしながら販売中止の商品が多く、販売の難しさを感じます。

 

ヒシャクタイプの商品は大きな違いが二つあります。

先ほどご紹介したページをじーっと見ていると、以下の二つの点で分類できることがわかります。

製品の柄(棒)の長さ

 立ったままで受けられるように柄(棒)が長いもの。かがんで受けるように柄(棒)が短いもの。中間的なものがあります。

 

2袋の取り付け方法

 袋を枠に押し付けて固定するものが多いですが、袋を受ける容器(網)をつけたものなどがあります。

様々な人々が取り付け方法を工夫しているので、小さな産業遺産のように面白いです。下図はヒシャクタイプへの袋の一般的な取り付け方法を示した図です。

袋の取り付け方法はこれしかないと思いがちですが、次回、まったく別な方法をご紹介します。

 

 

 

◆従来のヒシャクタイプは、消費者の不満が多い。

ネット販売のアマゾンにおいて3~4種類のヒシャクタイプのフンキャッチが販売されていて、消費者の評価を知ることができます。これまでのフンキャッチャーはいい評価も多いのですが、意外に不満も多いのがわかります。

 101個の意見を集めてみると以下のようになりました。

 

〇評価する点は、

・散歩が楽しい

・道を汚さない

×不満に思う点は、

・袋の取り付け方法が面倒

・袋が外れる

・長すぎ持ち運びが不便

・立ったままフンをキャッチできない。

 

ヒシャクタイプは楽しい。   でも、お手軽が大事です。

ヒシャクタイプのフンキャッチャーは、直接フンを袋に受けます。このため犬の協力が必要なことが大きな特徴です。飼い主と愛犬との関係を形成する行為かもしれません。

ヒシャクタイプは排泄前に今からしますよと飼い主に教えてくれないとうまくキャッチできません。また、野外でのウンチは犬にとって無防備状態です。飼い主に教える気はなくともソワソワする犬は多くいますし、見張りを頼むような目で飼い主の顔を見るのも無理からぬことです。

愛犬の様子からフンキャッチャーを差し出し、ウンチを受けれたなら、お互いの心が通じたしあわせな瞬間です。愛犬からのアイコンタクトでウンチがうまくキャッチできたら、なおのこと愛犬とハイタッチをしたいぐらいうれしいものです。

フンキャッチで、楽しい散歩がさらに楽しくなります。ヒシャクタイプのフンキャッチだからこそできるワンコのしあわせ力です。

しかし、いくら楽しくても使いづらいと・・・・使わなくなります。

 

フンキャッチに文句を言う柴犬

 

シッポがふさふさだと、枠は大きい方が良い

犬のウンチが出てくる肛門は、なんと全犬種共通でシッポの付け根に近いところにあります。柴犬のようにわかりやすければいいのですが、シッポがふさふさだと、ヒシャクを位置させる目標がみえず、立ったまま受けるのが難しくなります。

立ったままフンを受けるには、枠を大きくし、枠を位置させる目印をつけ、棒の長さを長くすればよいのです。しかし、市販品の多くが枠を大きくできず直径が13㎝のままです。枠を大きくできないので立ったままフンを受けることもあきらめ、少し中途半端な40~50cmの長さの棒に枠がついているのです。

このため現行のヒシャクタイプは、持ち運び性が悪く、立ったままフンを受けにくいという評価を受けるわけです。

 

袋のつけ方にとらわれると、枠を大きくできない。 

ヒシャクタイプのフンキャッチャーの枠をなぜ大きくしないのかわかりますか?

 スーパやホームセンターで入手しやすい袋の幅は20cm~21cm程度です。この袋を目いっぱい開口すると直径12.7cm~13.4cmの円形になるのです。

いうまでもなくウンチを袋に受けるときに袋の開口部が広いほど受けやすくなります。しかし、従来の一般的な袋の取り付け方法を守り、袋の口を円形に広げると、直径13㎝前後の円形にしかならないので、枠の直径も13cmなのです。

 

フンキャッチャーへのマナー袋の従来のつけ方

 

このように袋の取り付け方法を変えない限りは、枠の最大の大きさは直径13㎝の円形の枠であり、シッポふさふさ犬のウンチを立ったまま受けることは難しいままです。

このためヒシャクタイプで生き残っている製品は、フンを受けやすいように棒が短いか中間的な長さのもので、立ったままフンをキャッチできない。もしくは、中間的な長さで持ち運びが不便と評価されるのです。

 

従来の袋の取り付け方法では解決できない。

また、ヒシャクタイプのフンキャッチは、フンを受けにくいだけでなく、袋の取り付けが面倒で外れやすいと、結構きびしい意見です。このようなことから従来の取り付け方法では問題が多いことがわかります。

新しいフンキャッチャー(今風に言えばシン・フンキャッチャー)の備えるべき条件は以下の4つです。

 

  1 立ったままフンを受けることができる。

  2 簡単に袋の取り付け取り外しができること。

  3 万が一失敗しても汚れないこと。

  4 小さく軽く、散歩のじゃまにならないこと

 

新しい袋の取り付け方法で、解決!

次回以降であたらしい袋の取り付け方法が課題をどのように解決したかをご説明します。

ヒントは下図です。まったく新しい袋のつけ方がわかりますか?

大変意外なことですが、新しい袋の取り付け方法によって、 出来そうで出来なかった「立ったままフンを受ける」 ことが、簡単にできたのです。

 

次回

 新しい袋の取り付け方法はびっくりするほど簡単で、袋は落ちない。

 

【犬のフンの回収方法 おすすめはコレ】 愛犬と楽しめるヒシャクタイプのフンキャッチャー 第1話 (この話)

【使いやすいフンキャッチャーの条件】 袋の取り付け方法で、びっくりするほど、すべてが良くなる。第2話 

【多頭散歩で必須】 フンの回収方法】これで安心!フンキャッチャーに3枚の袋をつける。第3話 

【フンの処理方法】 超簡単!フンキャッチャーにトイレに流す袋をつける。第4話 

  

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もっと知りたい方は、

 [犬の散歩の必需品]  心が通じる ふんとり棒らふーん 異次元の使いやすさ(YouTube動画)

もしくは、

試験販売を行ったマクアケをご覧ください。

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◆ふんとり棒 らふーん の購入は、下記のネットショップをご覧ください。

   らふーん(國信商店)

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書いた人

 國信商店店主 國信 耕太郎 (くにのぶ しょうてん)

1959年生まれ。幼少期に犬と理解しあえるかを確かめるために、隣家の中型犬の口に無理やり手を入れ、かまれる。また、魚釣りの帰りに野犬に囲まれ、釣った魚を投げながら逃げるなど、世の中は甘くないことを犬から教わる。いまだに出会う犬には、ワッシャワッシャやってもいいか話しかけている犬好き。大人になって犬を飼い人間関係に直結する糞トラブルの深刻性に改めて気づく。らふ~ん は地域で愛される犬が増えるように愛犬とともに開発した商品 國信商店は昭和に祖父母や父が下関で経営していた鮮魚の仲卸店の名前から付けた。

 

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